夜中、我慢しきれなくて、彼女にメールしてしまった。
だけど、何の反応もなかった。
かなりへこんだ。
そのへこみ具合の大きさで、彼女の存在が自分の中でどれだけ大きくなっていたのか、あらためて思い知った。

今日であれから3日経った。
たった3日なのに、自分にとってはとても長い3日に感じた。
自分の中で、3日がひとつの区切りだった。
でも、結局何も起こらないし、何も変わらなかった。

無理やり自宅でインターネットができる環境を急造してみた。
久しぶりに自宅から繋げてみたら、そこには彼女がいた。
鼓動が大きくなったのが分かった。
でも、声をかけることができない。
自分から動けない事のもどかしさ。
ただ、彼女のリアクションを待つだけ。

こんなの、いつもの俺らしくない。
どうしたんだよ、俺。
どうしたいかは分かってるのに、どうしたらいいか分からない。

俺はただ、彼女の笑顔がもう一度見たい。

自分の事を、つくづく往生際の悪い人間だと思う。
もしかしたら、彼女からメールが来るんじゃないか。
もしかしたら、彼女から電話が来るんじゃないか。
もしかしたら、もしかしたら・・・
そんな事を一日中考えていた。

いったい俺は、何を期待しているんだろう。
何を？
そんな事、ホントは分かってる。
それを期待している自分と、その事実を認めたくない自分。
自分の中でのせめぎ合い。
葛藤なんて言えるようなものではない。
これじゃ、駄々をこねるガキと一緒。

そうやって、明日もまた一日が過ぎていくんだろう・・・

昨夜の一件以降、何か全てにおいて身が入らない。
仕事をしているときは、まだいい。
無理やりにでもやらなければいけない事があるから。
問題は、仕事が終わって家に帰ってからだった。

ここ数週間、俺は一駅前で電車を降りて、歩いて家まで帰っている。
歩いている時、たいがいは彼女に電話をしていた。
仕方ないから、考え事をしながら家まで歩いた。
いつもよりも、家までの距離が長く感じた。

家に帰ってテレビを見ていた。
何も面白くない。
今、とある事情で自宅でインターネットが出来ない。
つまらない。
こんなとき、何してただろう？

ふと、携帯を見てみる。
既読メール、送信履歴、電話の着信履歴、発信履歴、最近はほとんど彼女。
考えてみれば、毎日メールしてた。
電話もほとんど毎日だった。
それが、突然なくなった。

一瞬、携帯のリダイヤルを押しかける衝動にかられる。
寸前で止める。
自分の弱い意志が嫌になる。

何もする気が起きず、何もする事もなく、夕飯も食べずに10時にはベッドに潜り込んでいた。

日曜日27:00
俺はこの週末、特にする事もなく、ダラダラと寝て過ごしていた為、こんな時間になっても寝れずにいた。
翌日は月曜日だし、通常なら間違いなく寝てる時間に、その電話はかかってきた。
例の彼女。
「彼と別れ話をした。」
あまりに突然の事で、一瞬理解が出来ずに聞き返してしまった。
彼女曰く「勢い」で言ってしまった部分も少なからずあるようだ。
ただ、彼女の泣き声を聞いてしまうと「じゃぁ俺と・・・」とはすぐには言い出せなかった。
俺の立場から、何を言ってあげればいいのか分からなかった。

彼女は、俺との関係も終わりにしたいと言った。
それは、以前彼女と話した事がある、彼女の「極論」だった。
何となく、この人は極論とは言いながらも、最終的にそういう答えを出すんだろうとは、薄々思ってはいた。
だから、その言葉は俺の予想範囲内だった、はずだった。
ただ、今の彼女を一人にしておけないし、やっぱり俺も彼女を失うのは大きい。
電話の向こうで、彼女がこんなに苦しんでるのに、俺は何もしてあげられないんだろうか？
いや、彼女が苦しんできた原因は、俺にも少なからずある。
いろんな思いが頭の中でグルグル回っていた。

結局は友達に戻る。
そういう話になった。
だけど、彼女は少し時間がほしいと言っていた。
一人になって考えたいって。
俺は、彼女の気持ちが落ち着くまで待つ事にした。

ホワイトデーのお返しを買いに行ってみた。
例の彼女からの指令は「おいしいクッキー」との事。
しかし、なかなか情報がない。
仕事中に(笑)一生懸命探して、やっと表参道で一軒発見。
とりあえず、仕事終わってから行って買った。
そのまま渡しに行こうかと思ったけど、あちらはお仕事がお忙しいようで、結局会えなかった。
これはホワイトデーまでに渡す事は難しいかな・・・

家でダラダラと過ごしてたら、その彼女からメール。
webカメラが届いたけど、使い方が分からんとな。
いや、俺もMacの設定は分からんよ？
なんやかんやで、何とか接続できたらしく、ちょっと話してみた。
うん、これで電話代が節約できるな。
とか思っているうちに、俺はいつのまにか寝てた・・・

彼女は彼と会っている。
理由はそれだけで十分。
気になって仕方がない週末だった。

今日は平日だけど、休みを取っていた。
昨日来た彼女も、仕事は午後から。
お昼にお弁当を買って、公園で食べた。
猫がよって来たので、鮭の皮をあげた。

ひな祭りだった。
そういう理由で家で飲む事になって、彼女が来た。

彼女をのみに誘ってみた。
けど、仕事がらみで先約があるのだそうだ。
仕方ないから家に帰ったら、メールが来た。
「終わったから、今から行く」
平日なのに泊まっていった。

午前中はダラダラと過ごした。
午後になって、多摩川まで散歩に出かけた。
虹が見えた。
途中のコンビニでビールを買って、多摩川土手で飲んだ。
帰り、彼女が寒そうだったので、上着を貸してあげた。

紙粘土で手作り雛人形を作った。
それから、三ノ輪にすごい天丼を食べに行った。
帰りに謎の商店街を通った。
ホームレスの人たちがいっぱいいた。

今日はこの話題を書く人が多いだろうから、俺は止めとこうかなとも思ったんだけど、久々に日記書こうとしてもこの話題くらいしか思い立たず、結局は世間に流されてるんだなと実感する俺・・・

とりあえずは、1/10から約1ヶ月ぶりの日記復帰。
この一月で色々あったなぁ
元カノとの関係を断ったり、気になる女の子が現れたり、その子と微妙な関係になってみたり・・・
後でさかのぼって書いとこう、色々。

気になる彼女は、ホントの彼とデート。
こんな日だし、当然っちゃ当然だよな。
俺は微妙なジェラシー。
でも、そんなもんは表に出せないし。
ってか。俺も元カノを一ヶ月ぶりに家に泊めてみたり。
なにやってんだ、ホントに俺は。
元カノに本気で復縁を持ちかけられたけど、今は気になる彼女（彼氏持ち）の方にマジモードになっちゃってるから、徹底してお断り。
ってか、もう好きじゃないんだよな。
一緒にいても楽しくない。
ハッキリ言うべきなんだろうけどさ・・・

あー、自分の考えを書けばある程度スッキリするのかと思ったけど、余計混乱してきた。
やっぱりさかのぼって日記書いておこう。

彼女の地雷を踏んだ。

明日は休みだ。
例の彼女をのみに誘ってみた。
土曜日の事もあったし、少し誘いづらかったけど、彼女は誘いにのってくれた。

いつもの駅で待ち合わせ。
適当に店を見つけて入る。
そして、いつものように焼酎を呑む(笑)
この間のことが嘘みたいに、普通に話せた。
この人、大人なのか子供なのかよくわからないな。

相変わらずのハイペースで呑んでたら、気付けば閉店時間。
店を出て、カラオケに行く。
とりあえずビールをピッチャーで頼む彼女。
すげーな・・・
俺は結構限界なんですけど。
案の定、トイレで吐く。
ちょっとスッキリ。

2時間のカラオケを1.5時間延長してみた。
なに歌ったか覚えてない。
覚えてるのは、彼女は結構歌が上手かった事くらい。
あ、バレンタインのチョコももらったな。
一口食って、美味かったけど、内臓の調子が悪かったからなぁ
帰りに、彼女が他の人にあげるチョコを忘れてかないかだけが気になって、自分のを忘れてきた・・・
最悪。

タクシーで家まで帰る。
最近、タクシーよく使うなぁ
でも、家まで意外と近いことが発覚。
有意義な発見だった。

家に帰って、コンビに行って、ちょこちょこっと買い物して、爆睡した。

何となくウダウダしてたら、午後になってた。
このまま待ったり過ごすのもいいけど、ちょっと出かけようという事で、少し離れた所にあるお寺まで散歩する事になった。

手をつないで一緒に歩く。
何か幸せな瞬間。
彼女は俺に寄りかかってくる。
この時間がずっと続けばいいのにな。
そんな事を思う。

お寺に着いて、一緒にお参り。
おみくじをひく。
二人揃って中途半端な結果。
でも楽しい。

帰りに駄菓子屋を発見。
無邪気にはしゃぐ彼女。
もう26歳なのに(笑)
でも、そんな彼女が無性にかわいい。

家に帰って夕食を食べる。
食べ終わって、一緒に行く温泉を決めた。
今月末の土日に2人で行く。
まるで恋人同士。

明日は予定があるから、今日は家に帰るらしい。
少し淋しくなった。
そして、一緒に歩いてた時の気持ちがまた急に大きくなった。
それで彼女に言ってしまった。
「俺達って、このままの関係でいいの？」
彼女も気付いてた、このままじゃダメだって事。
でも、今が楽しいから考えないようにしていたらしい。
そして、駄目押しの一言。
「俺は君の事好きだよ」
今まで言わなかったけど、俺は彼女の事を本気になってた。
でも、その一言は余計に彼女の心を混乱させた。

彼女の考えは、結論を出すなら彼も俺も、両方別れるという極論だった。
そうしないと、自分の気持ちに区切りがつかないらしい。

状況が微妙になったおかげで、やっと決まった温泉は2時間で中止が決定・・・
結論を急ぎすぎて、自分の気持ちを抑えきれなかった自分にちょっと後悔。

それからその事についていろいろ話してた。
結論は出なかったけど。
結局彼女は終電に間に合わず、日曜日の始発で帰る事になった。

彼女を途中まで送るために、一緒に電車に乗った。
少し気まずい雰囲気が漂ってた。
でも、彼女は俺に寄りかかって来てくれた。

家への帰り道。
月が綺麗だった。

仕事が終わって、彼女がうちに泊まりにきた。
先週に引き続き。
コレで実質3週連続でうちに泊まってる。
なんなんだろう、この関係。

とりあえず飲んで・・・
やる事だけはやる。
なんなんだろう、この関係。

でも、彼女と一緒にいる時間は、なぜか楽しい。
心が安らぐ気がする。
彼がちゃんといるのに。
なんなんだろう、この関係。

昨日から、例の彼女がうちに来てた。
普通に泊まりに。
部屋を片付けるってのが目的ではあったんだけどね。
本当の目的は、家で飲む事。
お互いの酒好きはかなりなもので、とりあえず落ち着いて飲むにはどうするかってとこで、家で飲んだら楽だろうって。
んで、そのためにはまず、俺の散らかった部屋を片付けるのが先決。
そんな理由。

とりあえず、30分遅刻でうちの最寄駅に到着した彼女(笑)
スーパーで酒＆つまみになる物を買って、俺の部屋へ。
本気でキタネェ。
若干あきれる彼女。
こないだは酔ってたし、ちゃんと見てなかったんだろう。
しかし、意外にもテキパキと片づけをはじめる彼女。
さすがA型。
って、俺もA型なんだけどな・・・
血液型どころか、干支も星座も俺と彼女は一緒。
何となく変な共通点があると思ってたけど、コレは関係あるのかな？

片付け終わらせて、さて飲むか！
土曜の夜、彼女はとある番組を見るのが大好きだ。
子供向けの心霊番組。
一人ではまともに見れないらしく、以前も俺がなぜか実況してあげてた。
しかし、今日は一緒に見るから大丈夫だろうと思ってた。
思ってたけど大丈夫じゃなかった(笑)
あんな子供だましの番組でも本気で恐いらしく、全く画面を直視していない。
酒の力を借りても無理だったか。
何か、いつもはもっと気が強そうなイメージなのに、意外と女の子っぽいところが何か新鮮だった。

飲んでたのはとりあえずビールと、うちにあった日本酒と、彼女が持ってきた焼酎と濁り酒。
ホントによく飲む人達だ。
気が付くと、2人で2升以上飲んでた。
飲みすぎ！
テンションも上がってきたところで、もう一つの土曜日のお楽しみ番組。
某昼の顔の芸能人が趣味でやってるんじゃないかと思われる土曜の深夜番組。
コレを女の子で好きで毎週見てるって言う人は、本気で初めて会った。
この子は本気で面白い。
しかも、空耳のおっさんを本気で好きだったって言うから笑える。
「何なんだこの子は？」と思いながら、さすがに飲み疲れたのでベットに横になる。

彼女は当たり前のように一緒に寝転んでテレビを見てる。
何となくちょっかい出してみた。
嫌がってない。
止める必要性を感じなかった。
結局そのまま最後まで行った。

彼女は俺とどんなつもりでしたんだろう。
俺は段々本気になってきちゃってる。
この状況のまま行っちゃっていいのかな。
複雑な気持ちになった。

朝。
頭が痛い。
ほとんど寝てない。
ボーっとする意識。
今日からまた一週間が始まるというのにこの有様。
しかも、隣には昨日初めて会った子が寝てる。
何なんだ、この状況は。

結局、彼女には何もしなかった。
というか、何となく手が出せなかった。

2人で電車に乗って仕事に向かう。
時間的に元カノに会いそうなのがちょっと気になった。
会わなかったけど。
電車の中で、彼女は手をつないでくる。
この子は一体、俺の事をどう思ってるんだろう？
そんな疑問がわいてきたけど、そんな事は今は聞かない方がいい気がした。

夜。
実は、彼女は昨日飲んだ店に携帯を忘れてきていた。
昨夜、携帯がない事に気付いて店に電話したら、置いていったと言われた。
で、今日の夜、それを彼女が取りに行く約束になっていた。
仕事が終わって、俺も何となく自由が丘へ。
彼女にまた会えるかもしれないって気持ちがあったから。
彼女の携帯に「携帯を受け取ったらすぐに連絡して」とメールだけ打って、駅前でボーっと待ってみた。
30分くらい経った頃、携帯に着信。
彼女からだった。
今携帯を受け取ったところらしい。
俺が実は自由が丘にいる事を伝えると、かなり驚いていた。
そのまま合流。
飯を食ってないから、そのまま飲みにいく事にしたよ(笑)
懲りない連中だ。
でも、さすがに昨日の教訓があるので、飲みすぎる事はしない。
今日はお互い、終電で帰る事が前提。

そんな心配しなくても、終電より全然前に店が閉店時間だった(笑)
そのまま駅へ。
改札通って、お互い別々の路線へ・・・
行くはずなのに、ふと置いてある温泉のパンフレットの前でお互い立ち止まる。
実は、お互い以前から温泉に行きたいって話していた。
終電まではまだ少し時間がある。
2人でパンフを見て、ココがいいとか、こっちは料理が美味そうとか盛り上がった。
で、2人それぞれで同じパンフレットを数冊持ち帰る。
この2人は本気で温泉に行く気だ。
そして、今日は別々の家へ帰っていった。

この子と飲んでると、ホントに楽しい。
と言うよりも、何か楽だ。
きっと同い年って事もあるだろうし、お互い酒飲みだし、タバコも吸うし、働いてるから対等ってイメージが強いんだと思う。
だけど、俺が求めてたのはこういう人なのかもしれないって思った。

ここのところしばらくネットで仲良くしていた女の子から飲みに誘われた。
日曜日なのに、夜8時から飲むのってどうなの？
なんて思いながらも、若干の期待（何を？）を抱きながら待ち合わせ場所へ。
俺の住んでる沿線の4駅先にある、会社の上司の家に来ていたらしいんだけど、その駅まで行ったら自由が丘に場所変更になった。
とりあえず自由が丘まで行って待ってたら携帯にメール。
もう着いてるって。
電話で連絡とりながら探してみる。
意外と普通な子だった。
俺と同い年。
そのまま店を探してフラフラ。
お互いに酒飲みなのは知ってる。

適当に見つけた店でまずはビール。
店に入ってすぐ、風邪をひいてセキをしてたた俺に、コンビニで買ったって言うはちみつ飴くれた。
意外と細かいところに気が利く子？
それは俺の思い違いだった。
お互いの仕事の話なんかしながら約2時間。
彼女の終電を気にして聞いてみたら「まだいいじゃん」
それって俺の台詞のはず(笑)
それどころか「あたしと一緒に飲めないって言うの？」
タクシーで帰宅する事を覚悟して、さらに飲みつづける。
その時点で、俺はその店にある芋焼酎を全種類制覇していたけど、彼女も同じペースで焼酎をあけていた。
酒飲みとは聞いていたけど、女の子でこのペースで飲める人は久々に見た。
しかし、あきらかに酔っぱらってる。
なぜか、昆虫の話を熱く語り出した(笑)
しかも無駄に詳しすぎるぞ、お前。
女の子でヘラクレス大カブトムシを見た感想が「かっこいい！」って本気で言える人は初めてだ。
後ろの座敷で飲んでた若者数人が、その話を横から聞いて笑ってるのが見えた。

それで閉店。
さすがに店を出ざるをえなくなったけど、彼女の足はあきらかにフラフラ。
言ってる事も意味不明。
タクシーを探そうとしたら、突然抱きつかれた。
コレって純粋に喜んでいいのか？
そしたら、急に気持ち悪いと言い出した。
しかも、民家の前で嘔吐し始めた。
おいおい、大丈夫なのかよ・・・
タクシー乗るにも、この状況じゃまずいなと思って、吐いてもいいように袋を用意する為に、近くのコンビニへダッシュ。
袋だけくれとも言えないから、適当に飲み物を買って、またダッシュで戻る。
何とかタクシーを拾って、彼女の地元駅へ。
一応、以前に聞いてて良かったよ。
タクシーの中で、彼女は俺にもたれて熟睡？
タクシー代は後で請求してやろうかなと本気で思ったわ。

んで、彼女の地元駅。
そのまま家まで帰れるかと聞いてみたら、わからんとか言い出した。
仕方ないから、少し酔いが冷めるまで一緒に居てやる事にした。
このまま置いて帰るわけにもいかないし。
しばらく話をしていたけど、彼女は一向に帰る気配がない。
痺れを切らした俺は、タクシー拾って家まで送ってやるからって言ってみた。
どうせ俺もココからはタクシーで帰るしか手段がないし。
そしたら、彼女は意外な事を言った。
俺んちまで来ると。
え？
今いるのは、お前の地元駅だぞ。
俺んちまで行くのは、県境越えるぞ！
正気の沙汰じゃない。
しかも明日は月曜日。
数時間後には会社に行かなきゃならん。
俺の良心はそう言ってるけど、この状況で帰すのは勿体ないと、もう一人の俺が言ってる。
・・・結局、持ち帰りました。

ところで、この子には彼氏がちゃんといる。
それは、ネットで知り合った当初から知ってた。
だから、俺にも若干の良心の呵責みたいなもんがあったのは事実。
そんな事言っても、実際彼女は俺の部屋のベッドの上。
さて、これからどうしたものか・・・
悩んだ。
もう正直明け方。
今から頑張ってもいいけど、かなりしんどい。
それに、彼女は酔って爆睡。
あきらかに警戒心はないけど、それは酒のせいって感じだし。
悩みながら、ちょっとだけ手を出してみた。
反応なし。
それが俺の心を決定した。

（明日へ続く）