福岡のとある炭鉱。
昭和39年に閉山されたその炭鉱には、絶対の存在感を放つ竪坑櫓が、40年以上経った今も聳え立っている。
周りの景観から取り残された、異様な雰囲気を醸し出すその竪坑櫓には、いくつもの四角い窓があり、写真を見ているだけでも、その奥の闇の中に引きずり込まれてしまいそう。
これはもはや、廃墟というよりも遺跡。
今俺が生きてる世界とは時間軸の異なる、異空間への入口なのかもしれない・・・
廃墟には、以前から興味があった。
実際には行った事がないけど、廃墟のサイトを回ったりして、その建物から放たれる負のオーラみたいなものを感じて悦に入っていた。
ただ、この感覚はなかなか共感してくれる人がいないので、あんまり人に話す事はなかったんだけど・・・
意外なところに、この感覚を共感してくれる人がいた。
その人に教えてもらったこの廃墟は、見た瞬間に強烈なインパクトを与えてくれた。
自然の中に、一瞬場違いとも思えるような人工的な造形物。
全てが直線で形成されるその建造物は、無数のやはり直線で切り取られた窓があり、いかにも人工的なコンクリートの鼠色を纏って、そこにあった。
言葉では説明する事のできない感情。
その写真を見ていると、異様に興奮してしまう。
自分の内側から溢れ出す感情。
その全てが、この建物の四角く真っ暗な窓の中に吸い込まれていく。
きっと、この中に入ったら、抜け出せなくなる。
でも、出なくてもいいのかもしれない。
そこは既に、今俺が存在している世界とは違うのだから。
でも、この不思議な感情を、共感してくれる人がいて良かった。
昭和39年に閉山されたその炭鉱には、絶対の存在感を放つ竪坑櫓が、40年以上経った今も聳え立っている。
周りの景観から取り残された、異様な雰囲気を醸し出すその竪坑櫓には、いくつもの四角い窓があり、写真を見ているだけでも、その奥の闇の中に引きずり込まれてしまいそう。
これはもはや、廃墟というよりも遺跡。
今俺が生きてる世界とは時間軸の異なる、異空間への入口なのかもしれない・・・
廃墟には、以前から興味があった。
実際には行った事がないけど、廃墟のサイトを回ったりして、その建物から放たれる負のオーラみたいなものを感じて悦に入っていた。
ただ、この感覚はなかなか共感してくれる人がいないので、あんまり人に話す事はなかったんだけど・・・
意外なところに、この感覚を共感してくれる人がいた。
その人に教えてもらったこの廃墟は、見た瞬間に強烈なインパクトを与えてくれた。
自然の中に、一瞬場違いとも思えるような人工的な造形物。
全てが直線で形成されるその建造物は、無数のやはり直線で切り取られた窓があり、いかにも人工的なコンクリートの鼠色を纏って、そこにあった。
言葉では説明する事のできない感情。
その写真を見ていると、異様に興奮してしまう。
自分の内側から溢れ出す感情。
その全てが、この建物の四角く真っ暗な窓の中に吸い込まれていく。
きっと、この中に入ったら、抜け出せなくなる。
でも、出なくてもいいのかもしれない。
そこは既に、今俺が存在している世界とは違うのだから。
でも、この不思議な感情を、共感してくれる人がいて良かった。
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