チャットで出会った女の子。
話をしているうちに、いろんな共通点がある事がわかった。
子供の頃を過ごした場所や、大人になって住んでた場所、誕生日の日にちなんていう他愛のない事から、恋愛に対しての考え方、好きな人に対する感情・・・
何か、他人とは思えなかった。
そして、気がつくと彼女にすごく興味を持っていた。
チャットで出合って4日、そんな彼女と実際に会う事が決まった。
びっくりする様な出来事。
今まで、インターネットで知り合って、実際に会った人は何人かいる。
でも、こんなに早くに会ったのは初めて。
しかも、その子は俺の家からは新幹線で行かなければいけない様な離れたところに住んでいる。
それだけでも、通常なら躊躇うに十分な理由だけど、なぜか俺は即断していた。
たった4日間、しかもインターネット上の文字だけでの会話で、お互いの何が分かるんだ?
きっと、客観的に見ればそう思うんだろう。
巷では、こういう出会いから犯罪に発展してしまった例も少なくないと言われている。
普通だったら、多少は不安になったりするんだろう。
だけど、俺にはそういう気持ちはなかった。
もちろん、俺は男だから、女の子よりもそういう気持ちは感じないとは思う。
でも、俺は彼女の事をある意味信用していた。
たった4日で・・・
彼女と話をしていた中で、彼女の心の病気の事を聞いた。
以前の恋愛の事が大きな原因になったらしい。
その内容の詳細までは書かないが、なんとなく最近までの俺の状況とダブるところがあった。
だから、彼女の気持ちが何となく理解できるような気がした。
そして、これが彼女の事を何となく他人と思えずに、信用できると思った理由でもあった。
チャットで出会って6日目の土曜日、彼女は仕事だというので、それが終わる時間を見計らって、新幹線で彼女の住む街まで行った。
事前に写真の交換とかしていなかたので、正直どんな外見の人なのか想像がついていなかったけど、今回はあんまりそういう事を意識していなかった。
駅に着くと、彼女が改札の外で待っていてくれた。
第一印象、かわいかった。
外見的には、俺が今まで付き合ってきた人にあんまりいないような、可愛らしくて活発そうな女の子だった。
実際には俺と2歳しか違わないけど、実年齢よりはだいぶ若く見える。
一瞬戸惑った。
そして、なぜか自分が赤面しているのが分かった。
お互いに酒飲みだという事は分かっていたので、そのままお店に行ってお酒を飲む事にした。
女の子にしては珍しいビール党。
それだけで好感をもってしまう俺。
相変わらず、単純な性格だな。
飲みながら、お互いの仕事の話や日常の話をする。
彼女はマスコミ関係の仕事で、日々激務に追われている。
この3連休も、休みなのは日曜日の1日だけ。
そんな貴重な休みを、どこの馬の骨とも分からない俺に会う事で使ってしまっていいのかな?
一瞬、そんな事も考えた。
そんな話をしていると、あっという間に4時間も経過していた。
次の店に行こう。
外に出て歩く。
俺は彼女の手を握っていた。
その手をぎゅっと握り返してくれる。
この感覚、久しぶりだな。
2軒目の居酒屋。
おばちゃんに気さくに話しかける彼女。
人懐っこい人だな。
軽く酔っ払った脳で、そんな事を考えながら飲んでいた。
ここでは焼酎。
彼女はこれもいけた。
ほんと、お酒が飲める女の子って個人的にいいと思う。
よく考えたら、女の子に限らずだけど、俺の周りで友達関係が長続きしてる人って、酒飲みばっかりだ。
次、どうしようか考えていると、カラオケに行きたいと彼女が言う。
俺もカラオケは好きなんだけど、実は前日に会社の人と飲みに行ってカラオケした影響で、声が枯れかけていた。
カラオケに関しては、別にうまくはないんだけど、それなりに歌いたいと思うので、できるだけ調子のいい時に歌いたい。
しかも相手が初対面で、初めて一緒にカラオケ行く時に、あんまりひどい歌を聞かせて、もう一緒に行きたくないとか思われるのも嫌だ。
とか考えたけど、そこはやっぱりカラオケ好き。
結局頭の中で2秒ほど考えて、行く事を決断した。
彼女の選曲は、ここでも俺にとってスマッシュヒットを飛ばしまくった。
そして、彼女の見た目を裏切らないレパートリーも持っていた。
自分を見せる方法を知っているな。
そういう感じがした。
多分、賢い子なんだろう。
2時間の予定を1時間延長して、歌いまくる2人。
そんな中で、不意に恋愛の話になった。
彼女の今までの経験、そして今現在想いを寄せている男性のこと。
その存在は俺も聞いていた。
だから驚きもなく、素直に彼女の話を聞いてあげられた。
だけど彼女は突然、堰を切ったように泣き出した。
まるで、緊張の糸が解れたかの様に。
そんな彼女を見ていて、こんなに彼女の事を苦しめている存在に対して、正直すごく嫌悪感を持った。
そして、彼女に対して今すぐにしてあげられる事が何もない俺という存在が、とても悔しかった。
少し落ち着いた彼女にキスをして、カラオケから出た。
カラオケからの帰り道、彼女の話は続く。
そして、泣きながら俺に抱きつく。
俺以外の男の事で泣いて、俺にこういう態度をとってしまう事を、何度も謝る彼女。
俺が今言える事は、俺たちの関係は過去じゃなくて、これからだって事だけだった。
コンビニに寄ってから、彼女の部屋に行く。
一人暮らしの女の子の部屋にこういう形で行くのは、実は俺にとって初めての経験だった。
今まで付き合ってきた、あるいは何かしらの関係を持った人は、なぜか全て実家住まいだったから。
なんだか、すごく照れくさい感じがした。
彼女の飼っているウサギを見て、それからちょっと話を話をする。
もう3時。
彼女の部屋のベッドで、2人で並んで寝る。
そして、彼女とひとつになった・・・
話をしているうちに、いろんな共通点がある事がわかった。
子供の頃を過ごした場所や、大人になって住んでた場所、誕生日の日にちなんていう他愛のない事から、恋愛に対しての考え方、好きな人に対する感情・・・
何か、他人とは思えなかった。
そして、気がつくと彼女にすごく興味を持っていた。
チャットで出合って4日、そんな彼女と実際に会う事が決まった。
びっくりする様な出来事。
今まで、インターネットで知り合って、実際に会った人は何人かいる。
でも、こんなに早くに会ったのは初めて。
しかも、その子は俺の家からは新幹線で行かなければいけない様な離れたところに住んでいる。
それだけでも、通常なら躊躇うに十分な理由だけど、なぜか俺は即断していた。
たった4日間、しかもインターネット上の文字だけでの会話で、お互いの何が分かるんだ?
きっと、客観的に見ればそう思うんだろう。
巷では、こういう出会いから犯罪に発展してしまった例も少なくないと言われている。
普通だったら、多少は不安になったりするんだろう。
だけど、俺にはそういう気持ちはなかった。
もちろん、俺は男だから、女の子よりもそういう気持ちは感じないとは思う。
でも、俺は彼女の事をある意味信用していた。
たった4日で・・・
彼女と話をしていた中で、彼女の心の病気の事を聞いた。
以前の恋愛の事が大きな原因になったらしい。
その内容の詳細までは書かないが、なんとなく最近までの俺の状況とダブるところがあった。
だから、彼女の気持ちが何となく理解できるような気がした。
そして、これが彼女の事を何となく他人と思えずに、信用できると思った理由でもあった。
チャットで出会って6日目の土曜日、彼女は仕事だというので、それが終わる時間を見計らって、新幹線で彼女の住む街まで行った。
事前に写真の交換とかしていなかたので、正直どんな外見の人なのか想像がついていなかったけど、今回はあんまりそういう事を意識していなかった。
駅に着くと、彼女が改札の外で待っていてくれた。
第一印象、かわいかった。
外見的には、俺が今まで付き合ってきた人にあんまりいないような、可愛らしくて活発そうな女の子だった。
実際には俺と2歳しか違わないけど、実年齢よりはだいぶ若く見える。
一瞬戸惑った。
そして、なぜか自分が赤面しているのが分かった。
お互いに酒飲みだという事は分かっていたので、そのままお店に行ってお酒を飲む事にした。
女の子にしては珍しいビール党。
それだけで好感をもってしまう俺。
相変わらず、単純な性格だな。
飲みながら、お互いの仕事の話や日常の話をする。
彼女はマスコミ関係の仕事で、日々激務に追われている。
この3連休も、休みなのは日曜日の1日だけ。
そんな貴重な休みを、どこの馬の骨とも分からない俺に会う事で使ってしまっていいのかな?
一瞬、そんな事も考えた。
そんな話をしていると、あっという間に4時間も経過していた。
次の店に行こう。
外に出て歩く。
俺は彼女の手を握っていた。
その手をぎゅっと握り返してくれる。
この感覚、久しぶりだな。
2軒目の居酒屋。
おばちゃんに気さくに話しかける彼女。
人懐っこい人だな。
軽く酔っ払った脳で、そんな事を考えながら飲んでいた。
ここでは焼酎。
彼女はこれもいけた。
ほんと、お酒が飲める女の子って個人的にいいと思う。
よく考えたら、女の子に限らずだけど、俺の周りで友達関係が長続きしてる人って、酒飲みばっかりだ。
次、どうしようか考えていると、カラオケに行きたいと彼女が言う。
俺もカラオケは好きなんだけど、実は前日に会社の人と飲みに行ってカラオケした影響で、声が枯れかけていた。
カラオケに関しては、別にうまくはないんだけど、それなりに歌いたいと思うので、できるだけ調子のいい時に歌いたい。
しかも相手が初対面で、初めて一緒にカラオケ行く時に、あんまりひどい歌を聞かせて、もう一緒に行きたくないとか思われるのも嫌だ。
とか考えたけど、そこはやっぱりカラオケ好き。
結局頭の中で2秒ほど考えて、行く事を決断した。
彼女の選曲は、ここでも俺にとってスマッシュヒットを飛ばしまくった。
そして、彼女の見た目を裏切らないレパートリーも持っていた。
自分を見せる方法を知っているな。
そういう感じがした。
多分、賢い子なんだろう。
2時間の予定を1時間延長して、歌いまくる2人。
そんな中で、不意に恋愛の話になった。
彼女の今までの経験、そして今現在想いを寄せている男性のこと。
その存在は俺も聞いていた。
だから驚きもなく、素直に彼女の話を聞いてあげられた。
だけど彼女は突然、堰を切ったように泣き出した。
まるで、緊張の糸が解れたかの様に。
そんな彼女を見ていて、こんなに彼女の事を苦しめている存在に対して、正直すごく嫌悪感を持った。
そして、彼女に対して今すぐにしてあげられる事が何もない俺という存在が、とても悔しかった。
少し落ち着いた彼女にキスをして、カラオケから出た。
カラオケからの帰り道、彼女の話は続く。
そして、泣きながら俺に抱きつく。
俺以外の男の事で泣いて、俺にこういう態度をとってしまう事を、何度も謝る彼女。
俺が今言える事は、俺たちの関係は過去じゃなくて、これからだって事だけだった。
コンビニに寄ってから、彼女の部屋に行く。
一人暮らしの女の子の部屋にこういう形で行くのは、実は俺にとって初めての経験だった。
今まで付き合ってきた、あるいは何かしらの関係を持った人は、なぜか全て実家住まいだったから。
なんだか、すごく照れくさい感じがした。
彼女の飼っているウサギを見て、それからちょっと話を話をする。
もう3時。
彼女の部屋のベッドで、2人で並んで寝る。
そして、彼女とひとつになった・・・
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