日曜日27:00
俺はこの週末、特にする事もなく、ダラダラと寝て過ごしていた為、こんな時間になっても寝れずにいた。
翌日は月曜日だし、通常なら間違いなく寝てる時間に、その電話はかかってきた。
例の彼女。
「彼と別れ話をした。」
あまりに突然の事で、一瞬理解が出来ずに聞き返してしまった。
彼女曰く「勢い」で言ってしまった部分も少なからずあるようだ。
ただ、彼女の泣き声を聞いてしまうと「じゃぁ俺と・・・」とはすぐには言い出せなかった。
俺の立場から、何を言ってあげればいいのか分からなかった。

彼女は、俺との関係も終わりにしたいと言った。
それは、以前彼女と話した事がある、彼女の「極論」だった。
何となく、この人は極論とは言いながらも、最終的にそういう答えを出すんだろうとは、薄々思ってはいた。
だから、その言葉は俺の予想範囲内だった、はずだった。
ただ、今の彼女を一人にしておけないし、やっぱり俺も彼女を失うのは大きい。
電話の向こうで、彼女がこんなに苦しんでるのに、俺は何もしてあげられないんだろうか?
いや、彼女が苦しんできた原因は、俺にも少なからずある。
いろんな思いが頭の中でグルグル回っていた。

結局は友達に戻る。
そういう話になった。
だけど、彼女は少し時間がほしいと言っていた。
一人になって考えたいって。
俺は、彼女の気持ちが落ち着くまで待つ事にした。

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