生と死の境界線

2002年12月6日
友人が亡くなった。
仕事が終わって、会社の後輩と飲んでた時に、学生時代に遊んでいた友人B君からの電話で知った。
昨日亡くなったらしい。

A君(亡くなった友人)とB君、それから他の何人かで、学生の頃はつるんでよく遊んでいた。
みんな、中学の時の同級生で、高校は別々になってしまったけど、高校卒業したあとに東京に来てるのを知って、それ以来よく一緒に遊ぶようになった。
中学の時から妙に連帯感が強いクラスだったけど、みんな、地方の田舎から東京に出てきてるって事もあって、中学の時以上に連帯感が生まれていった。
そんな友達のうちの一人だったから、正直最初は信じる事が出来なかった。
俺以外は、みんな大学を卒業してから実家に帰ってしまっていたから、俺はあまり最近連絡が取れなかったけど、数ヶ月前に電話で話した時はとても元気そうだった。
病気をしている雰囲気も全くなかった。
当時一緒に遊んでいた友人(Cさん)と最近話をした時、A君は今、中学の時の同級生(Dさん)と付き合ってるって話を聞いていた。

電話もらっても全然実感がわかないし、状況もわからない。
慌てて中学の同級生に電話をかけまくった。
すでに知ってる奴、俺からの電話で初めて知って絶句してる奴、泣き出す奴、さまざまだったけど、誰も詳しい状況は分からないみたいだった。
ただ、月曜日に葬儀があると言うことで、慌てて会社に電話して、無理やり休みをもらった。

家に帰って、それからも色んな人と連絡をとってみた。
そんな中で、友人E君から「A君(亡くなった友人)、昨日彼女(Dさん)と別れたらしいよ」という話を聞いた。
一瞬、嫌な予感がした。
でも、絶対にそんな事するタイプの人間じゃないと思ってた。

そのあと、地元の友達が何人か集まって、A君の家に行ってきたというので、友人Fさんからその時の話を聞いた。
A君の自宅に行ったら、彼女のDさんがずっと遺体のそばにいて、泣きじゃくっていたらしい。
そして、ご両親にも会ったけど、詳しい事は何も話してくれなかったそうだ。

本当なら、俺も土曜日に帰りたいけど、日曜日に仕事が入ってしまっている為、月曜の朝じゃないと帰れない。
何とか葬儀にはギリギリで間に合いそうだけど、何も出来ない自分が歯がゆかった。
地元の友達は、同級生全員に連絡をとってるらしい。
俺も、分かる範囲で連絡をとった。

でも、いまだに信じる事が出来ない・・・

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